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ねこのきもちがわからない.ep5

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再検査。     

土曜日。
時間を作ってA子を獣医さんに連れて行った。

結構混んでる。今日は猫が多い。
ドアのガラス越しに診察室の中が見えるのだが、レントゲンが映し出されている。
長い。。診察が中々終わらず『何か深刻な状態なのかな?』と思って待っていた。

だいぶ経ってから飼い主さんがタオルにくるまれたコを抱っこして出てきた。ワンコなのか猫なのかは全く見えない。と、その後ろから10代後半位のお嬢さんが目を真っ赤に泣きはらして出て来た…。手に持ったタオルを握りしめている。

待合室はシンと静まり返った。
 
病気なのか、事故なのか?

前に見送った猫、ちこたんとちびくろの事を思い出し、こちらも涙ぐんでしまった…。

助かるといいのだが。


ようやく呼ばれ、採血。
今回は足からだった(前は首から)。
カラーをつけ、保定される。

…あら? なんか臭いんですけど…。
怖さのあまりおもらししたか? と触ってみるがどこも濡れていない。
おかしいなー?と思ってあちこち触っていると、保定してくれたおねぃさんも「匂いますよね」と言う。

ど−もキャリーの中で、おもらし程ではないがチビッてたらしい…。

結果が出るのまで20分程、やけに長かった。

再び呼ばれ診察室に入ると先生がすぐに「大丈夫ですよ」と一言。
思わず「よかった〜〜〜〜」。

へなへなと力が抜けていくようだった。

今度の数値は153。平均数値の上限148より若干高めだが、『外に連れ出されたストレスによるもの』との解釈でOKだそう。

検査では「過去8週間の平均値」と言うのも出てて(そんな数値も出るんですねぇー、びっくり)
フルクトサミン:正常値100〜291のところA子は167umol/lだったので、クリアでした。

前回のは「一過性のものでしょう」と。

はぁぁぁぁぁ〜。ものすごい安堵感。

もうほとんどダメだと思っていた。
軽度か重度かの違いはあれど、何かしら治療が必要だろうと覚悟していたので、全くOKとなったのは『頭の上の石がすっきり取り除かれたよう』な気分だった。

とは言え。実際吐いているわけで、それはどうしたらいいのか?
「胃炎か毛玉による可能性が高い」と言う。こないだもそう言った話は出ていたので、カリカリをヘアボールコントロールのに切り替えた旨伝えると、「前回処方した薬とその食事でやってみて、また吐くようだったら連れてきて下さい」との事。

A子は吐いても毛玉が出て来ないので、むしろそれは胃に良くないのだそうだ。

一応、体重に関しても相談してみたが、「糖尿病は太っていても痩せていても、なるコはなる」んだそうだ。
特に私の飼い方に問題があるという事でもない。ホッとした。


私はA子に幸せにしていて欲しい。
美味しく食べ、良く寝て、たくさん遊んで、毎日ゴキゲンな猫。
痛いところなく、辛い事・さみしい事なく、楽しい日々を過ごして欲しいのだ。

何事もない事がA子にとっての『幸せ』。

たまに獣医さんで恐い思いもするが、安心代だと思って我慢してくれたまえ。。。
by chibikuroneko | 2008-11-16 23:29

JJC(ジャパン・ジャパショー・クラブ)


by chibikuroneko