2006年 08月 22日
「なー…」
「うん、今年は来ないねぇー」
A子と顔を見合わせて言う。
今年はまだベランダに『死にかけのセミたん』が落ちて来ないのだ・・・。
A子は待ち焦がれている。
私がベランダに出られる部屋に行くと、ついて来て窓の方をしきりに見る。普段は外には興味を示さないのに。
私だって遊ばせてやりたいのは山々なのだが。流石にイキのいい蝉は捕れない。
死にかけのセミたんがベランダに落ちてくるのを待つしかないのだ。
そんな昨晩。
もう寝ようかとベッドに入っていたのだが、部屋の外(こないだ踏んだあたり)で寝転んでいたA子がいきなり走って階段を降りて行った。(足音で判断)
「?なんかなー」と思ったがそのまま放っておいたのだが暫くして
「あぉ〜〜〜ん」「あぉ〜〜〜ん」と鳴き出した。
これはA子が私を呼ぶ時に鳴く声。
時々あるのだが。
A子と二人で階下へ降りて行き、私キッチン、A子和室へ。
私用事をすませ2階へ戻るとしばらくしてA子がこの声で鳴いて私を探し出す。
『どー考えても2階で物音やテレビの音がするんだから、わかりそーなモンなのに…』と思いつつも
「上にいるよ〜。こっちおいでー」と声をかけると、
♪シャンシャンシャンシャン
鈴の音が段々大きくなってくる。
階段を走ってやってくるのだ。その足取りのうれしそうな事! 至福。
しかし大抵それは昼間で、夜中にこんな鳴き方をした事はない。。。。
なんだろなー?っと思いつつもいつも通り「上にいるよー」っと声をかけると、ちょっとして駆け上がってやってきた。私がもう寝てるのを見て、A子もベッドへ飛び乗ってきた。
さて、今朝。
ゴミを出そうとして玄関を開けた所……いたのだ。セミが。
もちろんもう完全に死んでいて、蟻がたかり始めていた。
「これかぁ!」
昨日の深夜、セミのじたばた音を聞き付けて玄関へ走って行ったのか。そして私に取って欲しくて呼んだのか。
そして3歩あるいて忘れたのだな!!!
さっき寝言ゆってたぉ
A子と顔を見合わせて言う。
今年はまだベランダに『死にかけのセミたん』が落ちて来ないのだ・・・。
A子は待ち焦がれている。
私がベランダに出られる部屋に行くと、ついて来て窓の方をしきりに見る。普段は外には興味を示さないのに。
私だって遊ばせてやりたいのは山々なのだが。流石にイキのいい蝉は捕れない。
死にかけのセミたんがベランダに落ちてくるのを待つしかないのだ。
そんな昨晩。
もう寝ようかとベッドに入っていたのだが、部屋の外(こないだ踏んだあたり)で寝転んでいたA子がいきなり走って階段を降りて行った。(足音で判断)
「?なんかなー」と思ったがそのまま放っておいたのだが暫くして
「あぉ〜〜〜ん」「あぉ〜〜〜ん」と鳴き出した。
これはA子が私を呼ぶ時に鳴く声。
時々あるのだが。
A子と二人で階下へ降りて行き、私キッチン、A子和室へ。
私用事をすませ2階へ戻るとしばらくしてA子がこの声で鳴いて私を探し出す。
『どー考えても2階で物音やテレビの音がするんだから、わかりそーなモンなのに…』と思いつつも
「上にいるよ〜。こっちおいでー」と声をかけると、
♪シャンシャンシャンシャン
鈴の音が段々大きくなってくる。
階段を走ってやってくるのだ。その足取りのうれしそうな事! 至福。
しかし大抵それは昼間で、夜中にこんな鳴き方をした事はない。。。。
なんだろなー?っと思いつつもいつも通り「上にいるよー」っと声をかけると、ちょっとして駆け上がってやってきた。私がもう寝てるのを見て、A子もベッドへ飛び乗ってきた。
さて、今朝。
ゴミを出そうとして玄関を開けた所……いたのだ。セミが。
もちろんもう完全に死んでいて、蟻がたかり始めていた。
「これかぁ!」
昨日の深夜、セミのじたばた音を聞き付けて玄関へ走って行ったのか。そして私に取って欲しくて呼んだのか。
そして3歩あるいて忘れたのだな!!!
by chibikuroneko
| 2006-08-22 22:08